北見市における景気動向調査報告書 【平成14年第T四半期】

■ T.調査要項 ■

□1.調査時点及び調査対象期間

(1) 調査時点
          平成14年7月11日
(2) 調査対象期間
          平成14年4月〜6月期実績および平成14年7月〜9月期見通しについて調査した。

□2.調査対象

北見市に所在する企業を対象に、製造業、建設業、卸売業、小売業、サービス業の5業種149社を
往復ハガキにより調査した。

□3.回収状況

  対象企業数 回答企業数 回 答 率
製   造   業
30社 22社 73.3%
建   設   業
30社 26社 86.7%
卸   売   業
30社 21社 70.0%
小   売   業
34社 19社 55.9%
サ ー ビ ス 業
25社 17社 68.0%
合   計
149社 105社 70.5%

注) 本調査結果の中で、D・I値とある記号は、ディフュージョン・インデックス(景気動向指数)で
    好転企業割合から悪化企業割合を差し引いた値を示す


■ U.概況 ■

□全体の動き

平成14年度第T四半期<4月〜6月>の北見市における業況は、前年比で「好転企業」13.3、「悪化企業」60.0「好転」から「悪化」を差し引いたD・I値は△46.7となっています。
このD・I値を前期調査<13年度第W四半期>と比較してみると前回△60.0→今回△46.7と△13.3ポイント好転しており、経済環境の明るさを示しています。また、前年同期比(△37.0)では、9.7ポイントの悪化となっていますが、徐々にではあるが改善の方向に向かいつつあります。
 今回の業況を業種別で見ると、製造業D・I値△4.5、建設業D・I値△42.3、卸売業D・I値△52.3、小売業D・I値△68.9、サービス業D・I値△76.4となっており、前年同期調査と比較すると長引く景気低迷の中、引き続き厳しい状況にあるがサービス業を除き改善の兆しが見られます。
 また、来期の見通しを全業種で見ると「好転企業」11.4%「悪化企業」53.4%でD・I値△ 24.0と、前年同期見通し(△49.5)に比べ25.5ポイント改善されており明るい来期見通しとなっています。

□業種別の動き

製 造 業
生 産 高
前年比で「増加企業」31.8%、「減少企業」31.8%、 D・I値0と前年同期に比べマイナス5.2ポイント悪化しているが、前期調査と比較すると50.7ポイントと大幅に改善されています。
採 算
前年比で「好転企業」31.8%、「悪化企業」40.9%、D・I値△9.1と前年同期に比べ6.6ポイントと改善傾向にあります。
また、前期調査と比較しても10.9ポイントと改善傾向を示しております。
来期見通し
業況D・I値△31.9、生産高D・I値△31.9、資金繰りD・I値△36.3と、前年同期に比べD・I値は若干改善されているものの依然としてマイナス傾向を示しています。
しかし、前期調査と比較すると資金繰り高D・I値以外は改善の方向にあり明るい見通しとなっています。

建 設 業
完成工事高
前年比で「増加企業」19.2%、「減少企業」53.9%、 D・I値△34.7となっており、前期調査で「増加企業」が0から19.2ポイント増加、D・I値も33.5ポイントと大幅に改善され、前年同期と比較しても5.3ポイントと改善傾向を示しております。
採 算
前年比で「好転企業」15.4%、「悪化企業」53.8% D・I値△38.4となっており完成工事高と同様に「好転企業」が0から15.4ポイントの増加、前年同期と比較して5.6ポイント改善され明るい兆しが見られます。前期調査と比較しても25.2ポイントと大幅に改善されています。
来期見通し
業況D・I値△26.9、完成工事高D・I値△50.1、 資金繰りD・I値△27.0と前年同期に比べ全体的に大幅な改善傾向を示しており明るい来期見通しとなっています。

卸 売 業
売 上 高
前年比で「増加企業」9.5%、「減少企業」61.9%、 D・I値△52.4と前年同期と比べると殆ど変ってはいないが、前期調査と比較しても前年同期同様大きな変化はありません。
採 算
前年比で「好転企業」9.5%、「悪化企業」57.2%、 D・I値△47.7と前年同期に比べ6.5ポイント増加、若干改善はされており前期調査との比較でも12.3ポイント改善されており明るい状況となっています。
来期見通し
業況D・I値△47.5、売上高D・I値△57.1、資金 繰りD・I値△33.3と前年同期に比べ改善の方向に向かっており、前期調査と比較してみると売上高以外は改善の方向になっており明るい来期見通しとなっています。

小 売 業
売 上 高
前年比で「増加企業」15.8%「減少企業」78.9%、 D・I値△63.1と前年同期に比べ3.0ポイント改善されており、長引く景気低迷の中でも若干ではあるが改善の方向に向かいつつあります。
採 算
前年比で「好転企業」21.9%「悪化企業」68.4%、 D・I値△46.5と前年同期に比べ68.4ポイントの大幅な改善となっており、また、前期調査と比較しても24.9ポイントの大幅な改善を示しており明るい状況となっています。
来期見通し
業況D・I値△63.2、売上高D・I値△63.1、資金繰りD・I値△63.1と前年同期と比べ若干改善されており、また、前期調査と比較すると資金繰り以外も改善方向にあり明るい来期見通しとなっています。

サ ー ビ ス 業
売 上 高
前年比で「増加企業」5.9%、「減少企業」82.3%、 D・I値△76.4と前年同期に比べマイナス36.4ポイントと大幅に悪化しています。
また、前期調査との比較でもマイナス12.1ポイントと大幅に悪化しており、厳しい状況となっています。
採 算
前年比で「好転企業」5.9%、「悪化企業」76.5%、 D・I値△70.6と前年同期に比べマイナス24ポイントと大幅に悪化しています。
前期調査との比較でもマイナス6.3ポイントを示しており厳しい状況となっています。
来期見通し
業況D・I値△47.0、売上高D・I値△52.9、資金繰りD・I値△41.1と前年同期に比べ若干改善傾向にあり、前期調査との比較でも改善傾向にあるものの全体的に数値はまだ高く明るさは見えているものの依然として厳しい見通しとなっています。


□業種別経営上の問題点

  1 位 2 位 3 位 4 位 5 位
製  造  業
同業者間の競合 得意先減少 人件費増 諸経費増 その他
建  設  業
同業者間の競合 得意先減少 諸経費増 人件費増 売掛金回収難
卸  売  業
得意先減少 同業者間の競合 諸経費増 売掛金回収難 人件費増
小  売  業
得意先減少 同業者間の競合 売掛金回収難 諸経費増 人件費増
サービス業
同業者間の競合 得意先減少 諸経費増 人件費増 売掛金回収難
合   計
同業者間の競合 得意先減少 諸経費増 人件費増 売掛金回収難

※ 問題点は、各業種とも3つ選択

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